歩行者天国は、 車を完全にシャットアウトして 道路に人しか入れないようにするんですが、 トランジットモールは歩行者優先で、 認められた公共交通機関は通行出来るんです。 定義としては、 一般の車両を規制して歩行者に考慮し、 公共交通機関だけが通行出来るようにした商店街 という意味なんです。 国際通り以外でも, 施行するための取り組みが行われていますが、 国際通りのような長い距離での実施は例がなくて, 全国的に注目を集めてるんです。
はい。 「トランジットモール」の「モール」は 「ショッピングモール」の「モール」なんですが、 国際通りは、戦後の急速な復興の様子から 「奇跡の1マイル」って呼ばれてるんです。 端から端までちょうど1マイル(1.6キロ) ありまして。 その1マイルとモールをかけた造語で 「トランジットマイル」と。 正式名は「トランジットモール」ですが 愛称として「トランジットマイル」と 言って頂ければと思います。 英語に堪能な方からは「そんな言葉はない」と 言われたりするんですが…(笑)
そもそも、なぜ国際通りで「トランジットモール」に 取り組むようになったんですか?
おかげさまで国際通りは、 たくさんの方々に来ていただいてるんですが、 観光客が多く、地元の人が少ないという 現状があります。 さらに観光客の中にも、 目的地は公設市場や、やちむん通りで、 そこへ行くために、国際通りを利用する方も 多いわけです。 那覇市のメインストリートとして 商業の発展に貢献してきた国際通りが、 住宅の郊外化とか、郊外大型店の進出などで 中心市街地としての求心力を失いつつあるんです。 慢性的な交通渋滞や、それに起因する環境悪化を 将来的に改善する必要があります。 「トランジットマイル」を実施することで、 開放された道路空間を活用して、 商店街の活性化や、高齢者、障害者も含めた 訪れる人みんなにやさしいまちづくりをしていく というのが狙いです。
(次回に続きます)