たくさんの顔とエネルギーに溢れる国際通り

長年憧れた沖縄に先日やっと訪れることができました。

今回は本島のみの旅でしたが、驚いたのは全長100kmあまりの島に実にいろいろな”顔”を持っているということでした。

海をのぞむ綺麗なリゾート地もあれば、深い鬱蒼とした森に囲まれた土地もある。
平和を祈ったり、自然に感謝したりする神聖な場所もあれば、昔ながらの漁師町もある。
そんないろんな顔をもつ沖縄で一番そのいろんな顔をいっぺんに見ることができるのが国際通りではないでしょうか。

24ｈでの移り変わり

朝、昼、晩でも顔が違います。
朝は通勤を急ぐ人や地元の人、朝早くから観光しようとはりきっている観光客もちらほら。
昼になると、ゆったりとした観光ムード漂う南国の街。
日が傾きかけると、本島バラバラに観光していた観光客もいっせいに集まりだし、そこへ仕事帰りの那覇っ子も加わり通り全体に活気が出ます。
飲食店や土産物屋の客引きもそんな活気に一役買っています。
夜を楽しむ客に合わせてかなり深い時間までお店が開いているのも興ざめしないので観光客には嬉しいです。

いいね！ステーキのサムズセーラーイン

飲食店も郷土料理のお店から、全国的なチェーン店など実に様々なお店があります。
中でもステーキを食べさせてくれるお店はかなり多くて、鉄板上でシェフがパフォーマンスをしながら食べさせてくれるお店は人気です。
私が今回訪れたのは老舗のステーキハウス「サムズセーラーイン」です。
国際通りに面した船を模した店舗です。
なんと店内も船の甲板のようになっていて子供は興奮すること間違いなしです。
席からは国際通りを眺めることができます。
スタッフはマリンスタイルで女性のスタッフは特に可愛らしい制服です。もちろん鉄板焼きのパフォーマンスも圧巻。
熟練のシェフの手さばきに見とれてしまいます。
パフォーマンスが終わっても、ゆっくり通りを眺めながらの食事はとてもいい時間を過ごす事ができます。

琉球ガラスならココ！

お土産屋さんは言わずもがなたくさんのお店が立ち並んでいますが、やちむんや琉球ガラスのグラスを買うなら「鍵石（キーストーン）」がオススメです。
他のお土産屋さんにもやちむんや琉球グラスは置いてありますが、こちらでは作家さんの名前も分かるきちんと窯元から入荷した作品を買う事ができるからです。
お土産屋さんのものよりは若干値が張る物もありますが、それでも一味二味も違う本物のやちむんや琉球ガラスに出会うことができます。
シーサーや民芸品もたくさん揃っているので、沖縄のお土産が一通り揃います。

帰ってきたけど…また行きたい！

少し通りから足を伸ばせばやちむんのギャラリーやお店が立ち並ぶ壷屋にも行く事ができますし、沖縄食文化を肌で感じることができる牧志公設市場もすぐです。
沖縄の文化はもとより、台湾文化を始め世界中の文化が入り乱れる国際通りは様々な顔と文化のエネルギーがあふれる場所です。
騒々しくもありますが、あの場所は人を惹きつけてやまない何かがあると思います。
私も帰ってきたはなからまたあの場所へ飛んで行きたい衝動にかられています。